いつも通りの有難さ
冬は燻製の時期。
風乾の時や燻す時に食材の温度が上がり過ぎないから。
と言いながら一年中やっていますが(笑)
最近は変化球な燻製ばかり作っていたせいで
気が付いたら毎度作っては常備しているベーコンやハムがそろそろ尽きてきたので、いつも通り仕込みます。
今回は脂少なめのスペイン産豚バラを、いつも通りハーブ&ソルトで10日ほど漬けます。
いつも通り塩抜き&風乾を。
いつも通り、燻します。
雪景色の中の燻製も風情あっていいものです。
と、いつも通りのんびりと感情に浸っていたら。。。
失敗しました・・・。
いつも通りいきませんでした。
チップを入れる前にプレヒートして肉を適温まで上げようとしたら、熱源の調整をうっかり間違えてしまい、脂に火が付き熱が通り過ぎてしまった始末。
ベーコンじゃなくて焼豚です。
とりあえず昼食の柚子生姜にゅうめんに入れて食す。
悔しいけれど、凄い美味かったです。
そりゃ、時間と手間をかけて味を凝縮させハーブの風味を染みこませた肉をローストすれば、マズい訳無いですよね。
燻製なんて何十回もやってきたけど、初めての失敗です。しかも超凡ミス。
さらに失敗なのに凄く美味かったのが、また複雑な悔しさ(笑)
もうこれからは燻製やめてチャーシュー作りにしようか。。。