硝子の中年

たまに古い蔵や町屋のリノベーションも手掛けますが、よくクライアントさんからそれらの古い建物にあった古い物の処分も頼まれます。


このガラス瓶もその類でしたが、捨てられる前に救出。
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恐らく昭和20〜30年代の海産乾物などを入れていた瓶かと。

まぁ、所詮は大量生産品だから希少性はありませんが、このコバルトやクロム成分が混ざったアンティーク特有の色合いが好きなんです。

しかし、ただ捨てられるハズの物を手に入れて満足するのもあまりいい趣味とは思えないので、ちょっとイジってディスプレイ用にしたいと。。。

単に蓋を製作して
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はい、完成。
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二個あるからこそ成り立つ凛とした表情になりました。

あとは、こいつが映える空間を作るまでが私の役割。


・・・なんだか、この業界の中でも相当に面倒臭くて厄介なジャンルに手を出しているのをつくづく実感。
えぇ、もちろん好物だからいいのですが(笑)










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