札幌刑務所
鍋敷き (札幌刑務所 作業製品)
全国の刑務所に併設されている作業製品展示場ですが、穴場として半年に一度ぐらいのペースで覗く習性が出来つつあります。
運良く?自宅から須坂刑務所まで車で数分の場所にあるもので。。。
正直言って特にコレという物が毎度あるわけではありませんが、ごくたまに琴線に触れるような物を発見出来る宝探し的なスポットとして位置づけています。
↓の南部鉄器の急須もそこで発見した物です。
今回の鍋敷きも、いやはや特に斬新とかすごい技術とかって訳では無いのですが、3枚・4枚・5枚パーツのラインナップから創造されるこれ以上でもこれ以下でも無い組み方とパーツの端部の均斉的な出し方。
そして仕上塗りをしていない無垢の材から産まれる鈍い明るさ。
計算しているのか偶然なのかわかりませんが、木の持つ柔らかさだけに頼らずに凛とした緊張感を与えることによって、ありがちな民芸っぽさを抑えている辺りが非常に好印象。
しかも一つ100円前後って所も泣かせます(笑)
ちょうど先日手に入れたスキレット用としても活躍間違い無しですね。
余談ですが、矯正協会が全国の刑務所の作業品を掲載した「CAPICカタログ」を毎年発行していますが、こちらも欠かさずGETしています。
何だろう。
感覚的には中田商店のカタログ的なポジションでしょうか(笑)
[今日のインスタ]