デザイナーがいないデザイン
ChefsUniforms コックコート
アメリカでは飲食系のユニフォームの相当なシェアを誇るChefsUniforms社のコックコート。
昔、ANATOMICAのピエール・フルニエ氏が
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000208.000002439.html
「デザイナーのいないデザインに魅かれる」云々と述べていた記事を読んだ記憶があります。
まだ、モード界の天才達に酔倒したり、サルトが仕立てた美しさをとか言っていた私は当時「ふ~ん。」と流していましたが、月日が経って自分のライフスタイルや立ち位置や体型が変わるにつれて、いつの間にかあの時のピエール氏が言っていたような服がワードローブをしめるようになってきました。
今回のコレも歴史の中から、必然的かつ自然に定着したデザイナーのいないデザインですね。
ポリ35%の綿65%なので同系色のDickiesなどのトラウザーズと合わせても楽しいかもしれません。
※バランスの関係で着丈は5cmほど詰めました。
個人的にはコックコートと言うよりは、
「スタンドカラーでダブルプレストのカバーオール」
とか
「50年代フランス軍のモーターサイクルジャケット」
みたいな感覚なので抵抗無く普段着にしたいところですが、、、、
「コックさんみたい」とか言われたらヘコむ自信があります(笑)
「今日のインスタ」
20年近く前に切り抜いておいた辻厚成氏のインタビュー。久々に読んだらすごく絶妙なバランスの価値観が今らしく感じる。当時「いつか一緒に仕事したい」と叫んでいましたが、未だに願い叶わず(笑)